転職すべきかどうか迷った時に検討したいポイント5つ




転職すべきかどうか迷ったら

「このまま、この会社で働いていてもいいのだろうか…」と悩み始めた時、転職すべきかどうか、それを判断するための指標となるポイントをまとめてみました。

結論はシンプルで、転職することによって、今抱えている悩みや問題が解決できるかどうかに尽きます。

DODAの転職理由ランキングをもとに考えてみたいと思います。(2016年10月~2017年3月の半年間に転職活動を行った約3万5,000人のデータより)

  1. ほかにやりたい仕事がある
  2. 会社の将来性が不安
  3. 給与に不満がある
  4. 残業が多い/休日が少ない
  5. 専門知識・技術を習得したい

 

ほかにやりたい仕事がある

これは、就いた仕事が自分には向いていないと気づいたり、自分が本当はやりたくない仕事に就いているケースです。

営業としてキャリアのスタートを切った私は正にそうで、もともと内気で人見知りなのに営業職は失敗したかも…と悩みました。責任感から「内向型営業マンの売り方にはコツがある―ムリに自分を変えないほうがうまくいく! 」という本を読んだりして何とか仕事はしていましたが、営業として人に会うことが辛くなり転職も考えました。

幸い、別の部署へ異動になったために退職せずに済みましたが、比較的年齢が若いうちに、会う合わないはトライ&エラーで見つけておくことをオススメします。人事異動もしくは転職によって、より自分に合う仕事に出会う可能性があるからです。

ただし転職の場合「未経験からチャレンジできる仕事」は、第二新卒と言われる入社3年以内の若手の求人が多く、年齢と比較してあまりに転職回数が多いと(日本の場合特に)書類選考でマイナスイメージが付くこともあるので注意が必要です。

会社の将来が不安

友人が給与の未払いが続いていた会社に勤務していて、早急に退職を勧めましたが、そのような場合は法的手続きを経てすぐに退職すべきです。

一方で、どんな会社もいつも業績が絶好調ではありません。今や大手企業であっても生き残るのが難しい時代。会社の将来性の先読みなど、一従業員には大変難しいです…。シュリンクしている業界でもキラリと光る個性を放ちシェアを拡大している企業もありますし、無名でも今後伸びていくベンチャーもあります。

会社の将来性というのは、転職したからといって必ず良くなる保障のないものです。転職するなら、あくまで、より良い可能性を求めて、ということになります。

将来性を推し量る方法のひとつとして、会社がやっていることや、業界内での評価、経験者の口コミが参考になります。ネットで「会社名 評判」と検索すれば、会社の将来性/成長性はじめ、社員の士気、風通しの良さ、人事評価の適正感、福利厚生等あらゆる口コミが見られます。やや批判が多いというデメリットはありますが、私は応募前に必ず全てチェックします。

給与に不満がある

給与は、能力があれば転職することで解決しやすい悩みです。

企業の生涯給与ランキングは公開されており、1位のキーエンス/約6.7億円を筆頭にトップ500社を狙えばよく、目標が立てやすいと言えます。

また「はじめての転職」は年収アップのチャンスが大きいというデータも公開されています。(DODA転職で年収アップするのはこんな人

そして実際に、転職で年収が増加した人の割合は、減少した人の割合を上回っています。(ただし、その差は4.3%)

  • 増加した:40.4%
  • 減少した:36.1%
  • 変わらない:22.1%

厚生労働省「平成27年転職者実態調査の概況」

残業が多い/休日が少ない

何をもって多いか少ないかは人によって判断が分かれるところですが、転職サイトで検索条件として存在している「残業20時間以内」の求人が、求人数の最も多い東京都においてどのくらいあるか調べてみました。(2017/10/11時点の検索結果です)

転職サイト 求人数(東京勤務) 求人数(東京勤務×残業20時間以内) 残業20時間以内の求人割合
エン転職 3,260件 1,106件 34%
リクナビNEXT 3,530件 919件 26%
DODA 17,342件 347件 2%

最も多い「エン転職」で34%、「リクナビNEXT」で26%、「DODA」は2%です。残業20時間以内という条件に該当する求人はまだまだ少ないのが現状。また、検索結果の中には派遣社員の求人も含まれていますので、正社員のみで探す、あるいは他の条件を付加していくと、さらに求人数は少なくなります。

過去、転職活動中に転職エージェントの担当者の方に「年収350万円以上、残業20時間以内」と希望条件をお伝えしたところ、「それはちょっと難しいですね」と苦笑いされました。年収とワークライフバランスの両立は難しい、とのことでした。(この条件なら派遣社員になればOKな気はしますが…)

残業の少ない会社に転職するなら、派遣社員という選択か、福利厚生の整った大手企業か、ワークライフバランスに理解のある中小企業がおすすめです。ただしその場合、高年収という条件は優先順位を落とすことになります。

専門知識・技術を習得したい

スキルアップをしたいという志望動機は、転職活動でプラスに働きます。

すでに自分が持っている専門知識や技術を活かし、より裁量範囲を広げる、あるいは新たな領域へチャレンジすることは、転職で可能です。

私はもともと出版社で広告、web、イベントを提案していましたが、その後の転職において業界が異なっても販促・広報職として採用されたのは、ベースの知識があったからだと考えられます。

職種をベースに、業界を変えるのは比較的狙いやすいと言えます。ベースのスキルは持っておいて、より良い環境を目指して専門知識や技術を深めることがおすすめです。

(ランク外)人間関係を改善したい

「人間関係が上手くいかない」が転職理由ランキングの18位であったことが個人的には意外ですが…。転職において「人間関係が原因で辞めました」とは決して口にしないことが暗黙のルールなので、特に転職エージェントのアンケートでは隠れてしまっているのかもしれませんね。

仕事上の人間関係は転職によって清算されますので、まず今の人間関係から逃れたいという目的であれば、退職した時点で達成されます。

しかし、改善となると、どんな会社でも合わない上司、同僚、部下はいて、一緒に仕事を進めなければなりません。それを念頭に、転職理由として面接で本当の理由は言えないということも踏まえて、残るか、去るかを決めましょう。

最後に。

私は直近の転職で、年収は150万円以上落としましたが、ワークライフバランスの整った会社を選びました。全てにおいて完璧な環境はなく、自分が働くことにおいて、何に優先順位を置くかによって、その人にとって最適な職場は決まります。キャリアアップを目指す方々にとって、転職が上手くいきますように!